夜型の人の特徴、傾向、向いていること

夜型の生活

夜型の人々は、一般的な朝型のスケジュールに合わせるのが難しいことがあります。この記事では、夜型の人の特徴や傾向、どんな事が向いているのか、といった点について探っていきます。

もしかしたら自分は夜型かもしれない…!
と感じている人は、ぜひ参考にしてみてください。

夜型の人の特徴と傾向

生活リズム

夜型の人は、夜になるとエネルギーが高まります。朝型の人が朝スッキリと目覚るのとは異なり、夜が活動のピークとなります。早朝にはなかなか目が覚めず、夜更かしをする傾向があります。

夜更かし気味の方はよくある事かと思うのですが、一度うまく早寝早起きが出来て

「よ~し!この調子で早寝早起きを継続させるんじゃい!」

と思っていても、どんどん眠る時間が遅くなっていく事はないでしょうか?

心あたりがある人は、もしかしたら夜型の可能性があります。

夜型の人は、睡眠時間を後ろにずらしていく事は得意で、反対に早寝など睡眠時間を前にずらしていく事は苦手な人が多いみたいです。

活動時間について

目安としてですが、自然な状態で『1時半以降に寝て9時半以降に目が覚める』というような体質の人が‘‘夜型‘‘という分類になるそうです。

夜型の人は夜に活動のピークを迎え、静かな環境や創造的な活動に集中することができます。昼間よりも生産性が高まり、深い集中状態に入りやすい傾向があります。
夜型というくらいなので、体質的に夜に活動する事が向いています

逆に夜型の人が無理に朝活をしようとしたりすると、パフォーマンスが落ちたりする事も。

夜型の人が朝型人間の社会に適応するために睡眠時間を削ってでも生活サイクルを朝型にしようとする事があるかと思いますが、そういった無理をかけると生産性が下がったり体に不調をきたすこともあります。

夜型の私の場合ですが、睡眠時間を削って早起きをしたとして

「睡眠時間を削ってるんだから、夜にはその分早めに眠くなるよね」

とか思っても、実際に夜になってみると、目をギンッギンに見開きながら

「いや眠くならんのかい。」

となる事がほとんどです。

結局、睡眠時間だけが削れていく一方で、眠くならないので早寝も出来ず、ゆくゆくは体が壊れ、心も壊れ、花は枯れ、大地はひび割れる……というシナリオが待っています。

体内時計にはそれぞれ個人差がありますので、自分に適した生活サイクルを見つけて活動していくことが大事かなと思います。

命を大事に、です。

夜型の人に向いていること

夜型の人は、夜間に創造的な活動に集中することが多いです。静かな環境で一人黙々と作業するような活動に向いているかもしれません。クリエイティブな仕事や趣味において、深夜の静けさや集中力を活かすことができます。

なので、なにかしらの創作活動を行うような分野が向いていると言えます。

職業で言えばアーティストやグラフィックデザイナー、漫画家、イラストレーター、ミュージシャンなどです。

そういえば、お風呂やシャワーに入っている時って、なにかアイデアをひらめく事が多いそうです。(脳がリラックスして「デフォルトモードネットワーク」という状態になる事が関係しています)
そういう意味でも夜は創作活動のアイデアがひらめきやすいタイミングでもあるのかもしれないですね。

さて、クリエイティブな方面以外にも、夜型の人に向いている分野はあります。
例えばインターネットやIT関連の仕事は夜間に活動するものも多く、夜型の人にとって適した職業であると言えそうです。

職業で言えばプログラマー、ウェブデベロッパー、データアナリスト、セキュリティエンジニアなどが挙げられます。

こういった職業はPCさえあれば時間に縛られず自分のペースで仕事を出来るようなものも多いですし、夜静かな環境で黙々と作業するのが向いている人にはピッタリかと思います。

あとはメディア関連

テレビ局やラジオ局、新聞社などのメディア関連の職業は、夜間に仕事が発生することも多いです。

夜型の人は、ニュースキャスターや放送作家、ラジオパーソナリティなどの職業でも活躍することができるかもしれません。

他だとサービス業ではホテルやレストラン、コンビニエンスストアなどは夜間でもできる求人が多いです。サービス業界は正社員でなくアルバイトの求人も多いのが特徴かと思います。

自分は「朝型」?「夜型」? クロノタイプ診断!

今回は夜型の人の特徴についてまとめてきましたが、一番大事なのはまず自身に合った生活習慣を理解することかと思います。

自分の生活サイクルを調べたい人は、ぜひ【クロノタイプ診断】というものがありますので、やってみて下さい。

クロノタイプは、生活リズムや体内時計の個別の特性を指す言葉です。
大雑把に言うと、自分が「朝型」か「夜型」かを調べるための診断になります。
私がやってみたクロノタイプ診断のサイトは「国立精神・神経医療研究センター」が運営しているサイトなのですが、私個人としてはこの診断結果を普通に鵜呑みにしてしまっています。

こ……国立だし!!

というイメージもありますが、今のところ「この診断結果なんか違うなぁ」と思う部分も特にないので、ぜんぜん鵜呑みにしていいのかな、という感じです。

参考までに、私がやってみたクロノタイプ診断のサイトを貼っておきます。

自分に合った睡眠スケジュールや、睡眠不足度なども教えてくれて、実際に生活する上での睡眠時間の一つの指標になるのでかなりオススメです。
何も知らないより、少しでも自分について知っておいた方がいいですからね。

よかったらやってみてください。

ミュンヘンクロノタイプ質問紙(MCTQ)日本語版
ミュンヘンクロノタイプ質問紙(MCTQ)日本語版のサイトです。クロノタイプのセルフチェックをしてみましょう。
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